情報機器やオーディオ機器パーツの製造などを手がける青木電器工業株式会社(新宿区、青木竹宏社長)は、このほどマンションなど集合住宅向けの生ゴミを水として再利用する装置を開発した。「ディスポーザ式アオキ生ゴミ処理システム」として、近日中に販売を開始する。「ディスポーザ式アオキ生ゴミ処理システム」は、ディスポーザによって分解した生ゴミを有機微生物によって水に変えるもの。この水は防火用水や屋上緑化や植栽の散水などに利用できる。微生物を利用した住宅用生ゴミ処理システムは日本初。同社はこれまで畜産場や食品加工工場など約750カ所に同システムを納入している。