不動産情報サイト事業者連絡協議会(=RSC、葛原孝司会長)は、今年で2回目となる「不動産情報サイト利用者意識に関する調査」を行い、結果をまとめた。\n インターネット上で不動産情報を検索した経験について、76.4%(前年比2.5ポイント下落)が「経験あり」と回答。実に4人中3人がネット上で物件検索をしたことがある計算になる。地域別にその傾向をみると、関東では80%以上が「経験あり」と回答しているのに対して、中国・四国地方では50%台にとどまっており、大都市圏と地方での格差がうかがえた。\n サイト利用経験者の中で、不動産会社に問い合わせをしたのは65.7%(同15.1ポイント増)。問い合わせた不動産会社の数は平均で3.6社。5社までで87%を占めている。ただ「閲覧」するだけではなく、実際に利用するユーザーが増えてきているようだ。