LIFULL/遊休施設特化の共同運営事業を本格化、全国どこでも使い放題

住宅・不動産情報サイトを運営するLIFULL(ライフル)は7月3日、全国の遊休施設などを有効活用するため、地方型シェアサテライトオフィスと宿泊施設を備えた共同運用型コミュニティ「Living Anywhere Commons(リビングエニィホエアコモンズ)」の運営を本格的に開始すると発表した。

自宅やオフィスなど場所に縛られないライフスタイルを実践するもので、全国の複数拠点をいつでも利用できる。フリーランスだけでなく働き方改革への対応やスタートアップ企業から大企業のサテライトオフィス・社員研修施設などの利用を見込んでいる。現在、会津磐梯と伊豆下田に拠点をオープンしており、今後、個人・法人のコミュニティメンバーの募集と拠点となる全国の遊休施設の募集も本格化する。拠点施設は、全て遊休施設を活用してライフルとの賃貸借契約で展開する。2023年までに全国100拠点に増やす。

始動時の企業会員は、大手広告代理店やクラウドソーシングのプラットフォームを提供する会社、体験型イベント企画会社など7社が集まり、遊休施設などの協力者として福島・磐梯町や伊豆下田を拠点に僻地などでキャンプ場を展開する会社など計5者が協力している。コミュニティメンバーは、1つのIDにつき月額2.5万円での利用・宿泊し放題となる。個人は1IDから、法人会員は2ID(5万円)から登録可能。ビジターでの利用も受け付け、1日6000円~1週間3万5000円の短期利用も可能とする。

ライフルの井上高志社長は、「フリーランサーや1カ所に定住しない生き方の人も増えている。このムーブメントを後押しするとともに、企業の学びの場としての活用など多様な化学反応に期待している。当社の事業として展開するが、ここで得た利益はコモンズに充当していく」と話すとともに、地方自治体や地元とのかかわりを持つことで地方の課題の解消と魅力の再発見につなげたいとした。


公開日: 2019年7月3日