賃貸不動産経営管理士協議会(原嶋和利会長)は3月4日、2019年度の「賃貸不動産経営管理士試験」の概要を発表した。試験は11月17日に実施する。受験料は1万2960円(税込)。申し込みは8月16日~9月26日まで受け付け、願書請求は9月24日まで。
昨年度の受験希望者は1万9654人に上り、今年度は2万人超を見込んでいる。受験希望者の増加に対応し、受験地域の利便性向上を図るため、試験地域を昨年度の11地域から17地域に拡大した。
サブリースをめぐるトラブルの社会問題化を受け、昨年10月に国土交通省から「今後の賃貸住宅管理業のあり方に関する提言」で賃貸住宅管理業者登録制度の法制化などに言及していることと、経営管理士の国家資格化の機運を背景に受験増に期待する。
試験の詳細は協議会ホームページ(https://www.chintaikanrishi.jp/)に掲載している。
試験開催エリアは、札幌、盛岡、仙台、大宮、千葉、東京、横浜、金沢、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡、熊本、沖縄。