不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ(旧スマイスター)」を運営するリビン・テクノロジーズ(東京都中央区、川合大無社長)は11月28日の「いい地盤の日」(地盤ネット総合研究制定)に合わせて居住地域の自然災害への強弱」をまとめた。
同サイト利用者の20 歳以上の男女480人を対象に「居住地域の自然災害への強弱」を調べたところ、気に入った場所であっても自然災害に弱いエリアならば住まい探しを「諦めて他を探す」との回答が73.5%を占めた。自然災害に強いか弱いか気にしない人は 11.3%、3人に1人が災害リスクをハザードマップで検索するとした。
気にする人は、「ハザードマップで調べる」(31.7%)、「不動産会社に聞く」(25.2%)、「ご近所さんに聞く」(24.5%)、「業者に頼む」(21.5%)、「専門サイトで調べる」(17.8%)などだった。「古地図で調べる」(13.6%)、「役所で調べる」(11.1%)、「図書館や資料館で旧地名の由来を調べる」(9.7%)、「法務局で調べる」(5.0%)などのほか、「講演会等で勉強し確認した」といった個人で本格的に調べる人もいた。
一方で気にしない人の理由は、「気にしても仕方ない」(35.3%)と「今のところ大丈夫だから」(31.4%)と楽観的な回答が多く、続いて「自分の住みたいところに住みたいから」(17.6 %)、「先祖代々の土地だから」(7.8 %)、「改良工事や基礎工事をしっかりするから」(3.9%)などとなった。