LIFULL/地域創生ファンド設立、遊休不動産の利活用等へ投資

不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」を運営するLIFULL(ライフル)は11月21日、子会社を通じて地域創生事業向けのファンドを設立することで合意した。LIFULL Social Fundingが遊休不動産を利活用する事業を対象に「LIFULL地域創生1号投資事業有限責任組合」を設立する。

日本国内で活用されていない簡易宿舎や民泊、グランピング、ホステル、カプセルホテル、 ホテル、観光施設、飲食施設、営農施設などに投資する。ライフルが10億円を拠出し、30億~50億円規模のファンド組成を見込む。

ライフルでは、空き家再生を軸にした地方創生事業に力を入れ、空き家情報のプラットフォーム化や福井県鯖江市、岩手県釜石市、宮崎県日南市、岡山県総社市と地域連携協定を締結してきた。ファンド設立によって地方創生・地域創生事業に必要な資金を循環させて遊休施設の活性につなげる。


公開日: 2018年11月21日