ハウスドゥ/信託受益権化で販売、ハウス・リースバッグ資産

不動産フランチャイズのハウスドゥは、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」の提供を通じて取得・保有する不動産を信託受益権化して販売する。エスクロー・エージェント・ジャパン信託(EAJ)を受託者として信託受益権化し、匠投資顧問(東京都千代田区) に委託することで合意した。

取得手続きが簡便で不動産取得税がかからないことなどから取得コストが抑えられ、エスクロー社が不動産の管理を行う。ハウス・リースバックでは、賃借人が再び買い戻すことができる権利も信託により保全する。

投資家との決済は、EAJの親会社であるエスクロー・エージェント・ジャパンが提供する非対面決済サービスが利用できる。

同社では、ハウス・リースバック物件を不動産ファンドに売却したり、不動産会社や投資家への売却によって物件ストックからの安定収益に加えて、キャピタルゲインでの利益を獲得できるスキームで収益拡大を図ってきたが、今回の信託受益権化で業績拡大を目指す。


公開日: 2018年11月21日