東急リバブルは8月20日、同社の区分リノベーションブランド「Lideas(リディアス)」の商品価値向上の一環としてIoT導入と断熱改修をメニューに加えた。同社は、リディアスを2016年から展開し、今年7月末までに累計350戸を供給している。
IoTでは、家電だけでなく床暖房や風呂のお湯張りを外出先からスマートフォンで遠隔操作できる。リノベーション工事では、設備・内装のフルリニューアルにとどまらず、快適なライフスタイルを提案する。スマートロックの投入により、スマホで外出先から戸締り確認や閉め忘れ時の施錠も可能とする。
リノベ工事では、発泡ウレタン吹き付けで断熱改修を実施する。築古マンションでは、新築時の断熱施工がされてない物件が少なくないとして断熱改修をメニュー化。間取りや専有面積、販売各などを勘案しながら提案する。
リディアスは、室内をスケルトン状態に解体し、専門機関による施工前点検・検査から設備・内装のリニューアル、引き渡し後2年間のアフター保証まで提供する。
中古マンションに付加価値を付けて販売戸数の拡大につなげていく。