住宅金融支援機構が今月発表した「2017年度民間住宅ローン借換の実態調査」によると、金利タイプは「変動型」と「固定期間選択型」が増加し、「全期間固定型」が減少した。今年3月末までに住宅ローンの借り替えをした人を対象に金利タイプの変化などをアンケートで調べた。
変動型は42.0%と借り換え前から5.8%増加した。固定期間選択型は同2.4%増えて46.3%となった。全期間固定型は11.6%となり借り換え前から8.3%減った。
借り換えによる金融機関の選択では、「都銀・信託から都銀・信託」が21.6%となり、「その他銀行(ネット銀行含む)からその他銀行(同)」が20.3%と両方で全体の4割を占めた。
借り換えまでの経過年数を見ると、「5年以下」が5割以上を占めている。変動型では63.2%、固定期間選択型が53.0%だった。