今年2月に東証J-REIT市場に上場した森トラスト総合リート投資法人(森トラスト)が平成16年3月期決算(平成15年10月から16年3月末までの半年間)を明らかにした。J-REIT上場後、初の決算発表。\n 営業収益は約37億円(前期比14・9%増)、営業利益は約28億円(同51・1%)、計上利益は約24億円(同54・5%増)。一口当たり分配金は1万5243円(前期5313円)。期末の資産総額は約1160億円。組入資産は「日立本社ビル」などオフィスビル5件、「イトーヨーカドー湘南台店」など商業施設2件の全7物件10テナント。賃貸可能面積は約29万平方メートルで、稼働率は、全物件でマスターリース契約を締結してることもあり、100%。\n 来期(16年9月までの半年間)は営業収益役40億円、経常利益約25億円、一口当たり分配金1万5553円と予想している。