NTT都市開発は、京都市東山区の元清水小学校跡地活用で京都市と基本協定を締結した。1933(昭和8)年に建築した和洋折衷のレトロデザインの既存校舎と屋内運動場(延べ床面積約4196平方メートル)を保存・再生しつつ、40室のホテルに改修。早ければ18年の開業を目指す。
既存建物の空間や構造を生かしたデザインにするとともに、日本文化や京都の伝統工芸を伝承したインテリアにする。屋内運動場は、バンケットに改修。日本の心を伝えるサービスを導入。外構や屋上の緑化・整備によって景観にも貢献する。
市が昨年7月に募集したプロポーザルに応募し、今年5月に契約候補者に選ばれた。