全国賃貸不動産管理業協会(市川宜克会長)は6月1日から会員向け賃貸管理ソフトのシステム提供を開始する。プロパティーデータバンク(東京都港区、板谷敏正社長)の協力を得てクラウド型ASPサービス「@プロパティ」を全宅管理会員向けに構築した。
同システムでは契約管理・収支管理・クレーム管理の3つのプランをそろえた。建物の状況や修繕履歴、賃貸滞納状況といった情報を一元管理することで業務の標準化に役立つ。各会員の業務形態に合わせてプランを設定でき、契約プランのみの利用も可能だ。低コスト化のため利用に際してはバージョンアップなどにかかるメンテナンス費用は不要とした。