日本生命が私募リート参入/資産規模3000億円

 日本生命は、私募リート(非上場オープンエンド型不動産投資法人)事業に参入する。日本生命が90%、大林組が10%出資して資産運用会社ニッセイリアルティマネジメントを2日に設立。16年度上期中の運用を始める。運用開始後1年程度で資産規模1000億円、中長期的に3000億円規模を目指す。

 オフィスを中心にした不動産にした1兆円を越える不動産投資のノウハウを生かすとともに、長期安定運用を志向する機関投資家に投資機会を提供する。一部の保有ビルを私募リートに売却して新たな不動産を購入するなど、グループとして不動産投資を強化する。


公開日: 2015年11月2日