不動産鑑定士2人を処分、現物出資の資産過大評価で/国交省

 国土交通省は25日、不当な鑑定評価を行った不動産鑑定士2人を懲戒処分するとともに、適正な鑑定評価業務を徹底するよう日本不動産鑑定士協会連合会などに申し入れた。

 処分は、セイクレスト(破産手続き中)が行った増資の際、同社の関係企業が現物出資した不動産を過大評価したことによるもの。それぞれ10カ月と7カ月の業務停止とした。


公開日: 2013年10月28日