大成有楽不動産が東京都三鷹市で開発中の分譲マンション「オーベルグランディオ吉祥寺」の販売対象住戸131戸が、3月9日の販売開始から約3カ月で全戸完売した。正月明けから販売センターには約1000組の来場があり、最高倍率12倍、平均1・4倍だった。
URがプロデュースする開発面積4・1ヘクタールの『牟礼団地総合再生プロジェクト』の一画に位置する分譲マンション1号物件。人気の吉祥寺エリアを生活圏に持つことや、公園や始発のバスロータリーを新たに整備するなどエリアの将来性に対する期待が高かった。
住戸は35~87平方メートル。単身女性向けの1DKからファミリー向けの4LDKまで多彩な間取りプランをそろえ、1DKが1800万円台から、3LDKが3300万円台からと、若年層にも手の届きやすい価格に設定した。
契約者は地元の三鷹、武蔵野の両市が約半数。30・40代が67%を占めた。交通は吉祥寺駅からバス13分。