大東建託と大東建物管理は13日、東京の品川プリンスホテルで同社初となる「接遇コンテスト」の全国大会を開いた。全国で約2700人の社員が参加。来客対応、退去受付、退去立会いの3部門で予選を勝ち抜いた各5人が接客スキルを競った。
コンテストは社員のスキルアップとモチベーションアップが目的。「これまで、社員教育は支店ごとに行う場合が多かったが、コンテストによって全体的な接客スキルのレベルアップを図る」(同社)という。審査では、あらかじめ設定したシチュエーションで接客対応をロールプレイング方式で発表。両社の役員や管理職など14人の審査員が採点して、最優秀賞と審査員特別賞を選出した。
審査委員長を務めた門内仁志大東建託副社長・大東建物管理社長は、全体講評で「情熱を持って相手に接しているかどうか。お客さまの気持ちはさまざまであり、どう相手の気持ちを考えるかが重要。会社全体が価値観を共有しなければならない」と述べた。
各部門の最優秀賞と審査員特別賞は以下の通り。
【来客対応】最優秀賞=小林眞由美さん(南関西営業部和歌山支店)▽審査員特別賞=渡邊弘さん(北関東営業部高崎支店)
【退去受付】最優秀賞=鈴木由美子さん(東北エリア郡山支店)▽審査員特別賞=久米可那子さん(北九州・沖縄エリア福岡西営業所)
【退去立会】最優秀賞=谷口裕司さん(北関東エリア狭山営業所)▽審査員特別賞=江村進さん(南関東エリア厚木営業所)