リゾート・温泉旅館経営の星野リゾート（長野県北佐久郡軽井沢町、星野佳路社長）をスポンサーとする「星野リゾート・リート投資法人」が７月12日に東京証券取引所に上場する。東証から６日、上場承認を得た。資産運用会社は星野」リゾート・アセットマネジメント。

　ホテルや旅館、それに付帯するスキー場、ゴルフ場、プール、物販店舗など１物件５億円以上の大型施設に投資する。星野リゾートグループが運営する和風高級リゾート「星のや」と、高級温泉旅館「星野リゾート堺」、リゾートホテル「星野リゾートリゾナーレ」の３ブランドを重点的に組み入れる。

　上場時の運用資産は、星のや軽井沢（長野県、76億円）、リゾナーレ八ヶ岳（山梨県、45億円）など６物件で、いずれも星野リゾートグループから取得する。資産規模は計１５０億円。