ラサール不動産投資顧問と三菱地所は、圏央道開通で都心や横浜中心部との交通利便性が高まった相模原エリアで、今年8月竣工予定の大規模賃貸物流施設「ロジポート相模原」に続き、「ロジポート橋本(仮称)」の開発に着手する。10月着工で、来秋の竣工予定。
「橋本」は免震構造の5階建て延べ16・2万平方メートル。40フィートコンテナが各フロアに直接乗り入れ可能なランプウェイを備え、各フロアとも分割賃貸が可能なプランを採用した。
相模原エリアでは3月末に圏央道のインターチェンジが開通して東名高速と直結。13年度中には圏央道が中央・関越道とも接続予定で、都心にとどまらず広域配送の拠点としても注目されている。
2社が開発する2棟合計の延べ床面積は、東京ドーム約8個分に相当する約37万平方メートル。先行する「相模原」はすでに5割超のテナントと契約するなど交通利便性と最新設備を背景に順調にリーシングが進んでいる。