住友不動産販売は13日、2014年3月期をスタートとする中期経営計画を策定し、計画最終年度となる16年3月期に営業利益と経常利益が共に475億円と13年3月期比34%増をめざす。最終利益は同42%増の293億円、売上高が同16%増の2015億円を計画している。
前期に終了した「第3次中期経営計画」は、欧州債務問題や東日本大震災、景気低迷などにより未達だった。第4次となる新中計では、景気好転に期待しながら成長路線を打ち出す。競争力強化に向け人材強化を図り、直営店網を生かした地域密着型のビジネスを追求する。仲介リテール部門の成長とともに3カ年合計で過去最高水準の利益をめざす。