野村不動産グループをスポンサーとする物流施設・商業施設リート「野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)」が6月12日に東京証券取引所に上場する。東証から9日、上場承認を得た。野村不にとっては、野村不動産オフィスファンド投資法人、野村不動産レジデンシャル投資法人に次いで3社目のJリート。資産運用会社は野村不動産投資顧問。
原則として延べ1万平方㍍以上の物流施設と、駅前立地の商業施設や住宅地のスーパーやスポーツクラブなどを投資対象とし、複合施設なども組み入れる。地域別では首都圏に80%以上投資する方針。上場時の運用資産は、首都圏を中心に物流施設18件、商業施設(底地含む)36件の計54件、資産規模は計2276億円。上場時発行投資口数は166万5260口(公募166万3260口を含む)。