東京カンテイは5月8日、ゼネコンの分譲マンション施工実績ランキングを初めて発表した。2000年から2012年までに竣工した物件が対象。調査によると、20階以上のタワーマンションの施工実績は竹中工務店が46件でトップ、鹿島建設と大林組がともに41件で２位、4位に清水建設（38件）、5位に長谷工コーポレーション（36件）と続いた。免震・制震の施工実績は、竹中工務店（38件）、鹿島建設（35件）、大林組（25件）、清水建設（23件）と４位までタワーマンション施工実績と順位は同じ。

　総戸数200戸以上の大規模マンションで見た場合、２位の鹿島建設（54件）以下を大きく引き離した長谷工コーポレーション（300件）が1位。３位は三井住友建設（49件）、４位竹中工務店（43件）、5位清水建設（41件）だった。長谷工は100戸単位別と規模にかかわらず実績が群を抜き、1000戸以上を除いた全クラスで２位以下を引き離しトップ。20階未満も1184件と突出して多い。

　データ集計地域は、東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡の各都県。