三菱地所が東京・大手町の連鎖型3次プロジェクトに着手/高級旅館も進出

 三菱地所は、東京・丸の内再構築第2ステージ第6弾プロジェクトとして、大手町の公庫ビルと日本政策投資銀行本社ビル跡地に、オフィス棟と温泉付き高級日本旅館が入居する宿泊棟の合計延べ20万5000平方メートルの2棟のビルを建設する。
 
 昨年竣工した「大手町フィナンシャルシティ」の隣接地で、フィナンシャルシティに次ぐ『大手町連鎖型都市再生プロジェクト』の3次事業。同社は大手町に保有するビルの土地一部の権利と、今回プロジェクトの土地権利を入れ替え、地権者と再開発事業の個人施行者として事業を進める。14年度に着工し、16年度の完成を目指す。

 オフィス棟は地下4階地上31階建て。国際業務機能の集積を目指し、大手町エリアでは最大級となるワンフロア面積1270坪の大型オフィス空間を整備する。日本に進出する海外企業の支援や企業誘致を図る拠点として『海外企業等支援センター(仮称)』を設置。専門スタッフが海外企業などの個別相談に応じる体制を整える。

 宿泊棟は免震構造による地下3階地上18階建て。外国人観光客やビジネスマンに日本の文化や「おもてなし」を提供する高級日本旅館84室を、星野リゾートが同社初の都市型施設として運営する。旅館には敷地内で掘削する天然温泉を設置。スパや日本料理レストランも設ける。災害時には救助活動要員や、業務継続に携わるテナント企業のワーカーに温泉を開放する。


公開日: 2013年3月15日