大京が穴吹工務店を子会社化、ストック市場の拡大図る

 大京は11日、地方中核都市でマンション分譲・管理などを展開する穴吹工務店を完全子会社化すると発表した。穴吹の全株式を保有するジェイ・エル・ケイ(東京都中央区)から307億円で全ての株式を取得する。両社は同日、株式譲渡契約を結んだ。株式取得日は4月1日を予定している。

 大京が成長の柱に位置づけるストック事業を拡大する。子会社化により、グループのマンション管理受託数は50万戸超(大京44万戸、穴吹6・8万戸)と業界トップに躍り出る。大規模修繕の受注増や、穴吹が得意とする建設工事でシナジーを図る。

 売買・賃貸仲介も拡大する。大京は東日本を中心に39店舗、穴吹は西日本で7支店12営業所を展開しており、仲介サービスの全国展開を図る。子会社化に伴う社名の変更、本社機能の移転などは現在のところ検討していないという。

 穴吹工務店は2010年に更生計画の認可決定を受け、大京が一部出資するジェイ・エル・ケイの下で経営再建を進め、11日には東京地方裁判所に更生手続き終結の申立てを行った。大京とジェイ・エル・ケイは年明けから株式譲渡の協議を進めてきた。


公開日: 2013年3月11日