全宅連/2013年4月に新資格創設、不動産業従事者の底上げへ

 全国宅地建物取引業協会連合会は、2013年4月に新たな資格制度を創設し、不動産取引の高度化と複雑化が進む中で不動産事業に従事する人の底上げを図る。昨年度から不動産総合研究所で教育研修制度を体系的に、段階的に検討を進めてきたものを具体化した。宅建主任者資格を持たない従業者だけでなく、学生などこれから不動産業界に従事しようとする人や、一般消費者までを対象に通信教育講座を経たあとに修了試験に合格した人に認定資格として付与する。

 通信教育のカリキュラムは、従業者としての心構えから物件調査・価格査定、不動産広告、資金計画、契約の基本、その他の不動産業にかかわる知識までを網羅する。年齢、性別、学歴に関係なく受講できる。

 修了試験はコンピューターを用いたCBT方式で行い、全40問で4肢択一試験。試験時間は60分、合格基準は7割以上とする。宅建業従事者の合格者は、氏名や勤務先などの情報を登録し、顔写真入りのカードが発行される。宅建業に従事しない人の合格者にカードは発行されないものの、将来、宅建業に就いた際に申請すれば発行される。受講期間は2カ月。


公開日: 2012年11月21日