アットホームは6月28日、首都圏における5月の中古マンションと新築戸建の価格動向を発表した。それによると、中古マンションの1戸あたりの平均成約価格は2158万円で、前年同月比0.4%下落して2カ月連続のマイナスだった。東京23区で大幅に落ち込んだことが主な要因。ただ首都圏全体では比較的高い価格のエリアで成約が堅調だった。
新築戸建の平均成約価格は、1戸あたり3171万円で、同4.1%下落して3カ月連続のマイナス。神奈川県と埼玉県の落ち込みが理由だったが、東京23区では5000万円以上の物件成約が回復して同7カ月ぶりに上昇に転じた。前月比では7%の大幅上昇となった。