野村不動産アーバンネットが6月12日に発表した「不動産投資に関する意識調査(第4回)」によれば、投資をして「良かったと思う」が68.4%で、「後悔している」が4.4%だった。「どちらとも言えない」は27.1%。5月22~27日に投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」の会員を対象にインターネットで実施し、749人から有効回答を得た。
投資のメリットについては、「安定した副収入が得られる」が56.5%と最も多く、次いで「資産形成が図れる」(45.8%)、「老後の安心につながる」(43.4%)だった。物件所有者に今後の展望について聞いたところ、「物件買い増しを検討したい」が55.7%と最も多く、「買いかえを検討したい」(26%)「保有し続けたい」(13.2%)と続いた。4割以上が総投資額1億円以上だと回答した。
投資用物件を「買い時だと思う」のは49.5%で、「間もなく買い時が来る」の29.2%を合わせると8割近くが現状のマーケットを買い時だと回答した。
1年後の不動産価格の予測については「上がる」が前回調査より2.6ポイント低下して13.9%、「横ばいで推移する」が同0.3ポイント低下の51.9%、「下がる」が2.8ポイント上昇の34.2%だった。