大規模ビル賃料、新築ラッシュで最安値を更新/三幸エステートとニッセイ基礎研のインデックス

 三幸エステートは、ニッセイ基礎研究所と共同開発した成約賃料に基づく東京都心3区のオフィス賃料インデックス12年第1四半期版をまとめた。

 新築ビルの大量供給に伴う価格競争によって、大規模・大型ビルの賃料指数は94年第1四半期の統計開始以来の最低値を記録。指数を基に算出した標準的な大規模ビル賃料も最安値を更新し、07年第4四半期につけた最高値からの下落率は50・1%に達して、ピーク時の半値以下の水準まで落ち込むという結果になった。

 賃料指数(94年第1四半期を100)は大規模が67、大型が66、中型以下が777。中型以下が前期比プラス3ポイントと14期ぶりに上昇したため、全体では前期と同じ73にとどまったが、大規模は前期比マイナス4ポイント、大型はマイナス6ポイントと前期より下落率が拡大した。


公開日: 2012年4月25日