三井不グループ/総合型の非上場リート運用開始、3000億円規模めざす

 三井不動産グループは、機関投資家を対象としたオープンエンド型の非上場リート「三井不動産プライベートリート投資法人」(MFPR)を組成し、3月8日から運用を始めた。資産運用は、私募不動産の運用を手掛ける三井不動産投資顧問が受託する。

 組み入れ資産は、オフィスビル、住宅、商業施設、物流施設の総合型で、取得資産残高727億円でスタートする。運用資産規模は最終的に3000億円をめざす。想定利回りは4%台。現状、取得価格ベースの投資配分は物流施設を除いたそれぞれのアセットで概ね3割ずつの配分となっている。

 非上場リートは、一般的な不動産私募ファンドと違い、上場リートと同様に投資信託法の下で運営され、利益の90%以上を配分することで法人税が免除される。運用期間は定められていない。レバレッジの上限が上場リートよりも低いものの、長期運用をしたい年金基金や生損保など向けの商品設計となっている。


公開日: 2012年3月9日