大京/自家発電搭載マンション初弾始動、武蔵境64戸を4月発売

 震災などに伴いマンションのエレベーターが停止するのを防ぐため、大京は昨年10月に自家発電装置を新築マンションに導入することを決めたが、その初弾として「ライオンズ武蔵境マスターズゲート」(総戸数64戸、うち2戸は店舗)に採用する。

 停電時に10時間以上エレベーターを稼働できる。エレベーターが稼働していない時間帯は、手動により給水や排水ポンプ、機械式駐車場に電力を供給する。4月中旬から販売を始める。

 同マンションは、地上14階、地下1階建て。間取りは2LDK~3LDK(56~75平方メートル)。JR中央線の武蔵境駅徒歩2分に建設中で、来年6月下旬に竣工予定。

 同社では自家発電のほか、さまざまな防災備品を導入しており、今後は、蓄電池を活用し、ライフラインへ電力供給するシステム導入なども進める考え。


公開日: 2012年2月3日