都市緑化ビジネスを手掛ける東邦レオ（東京都豊島区）は、マンション価値向上とコミュニティー形成を狙った植栽管理サービス「クリエイティブ・グリーン」を首都圏と関西圏で開始する。約200件に上る庭園管理実績で培ったノウハウを生かし、２年後に年間3億円の売り上げをめざす。

　無理と無駄のない管理計画を立案しコストの最適化を図るサービス。例えばマンション外構に2000平方メートルの緑地を導入すると自動灌水システム利用で年間170万円程度の水道料金がかかることがあるが、植物の育成状況に適したきめ細かい散水計画にすることで最大30％のコストダウンが可能という。緑化技術や人材起用などソフトとハードの両面をうまく組み合わせて日ごろの植栽管理費を低減させる。

　また、開花時期を見据えながら頻度の高い剪定を実施するほか、植栽管理に関する花のプレゼントやイベントも定期開催する。