大京は8月25日、神奈川県茅ヶ崎市で開発中の分譲マンション「ライオンズ茅ヶ崎ザ・アイランズ」(総戸数828戸)のⅠ街区404戸が9月下旬に竣工するのに先立ち内覧会を実施した。湘南エリア最大級、同社としても過去最大規模のマンション。日常にリゾート感覚を持ち込むコンセプトで、グランドエントランスはパームツリーの並木道と大きな車寄せがリゾートホテルの佇まいを醸しだす。ハワイをイメージして2万6000平方メートル超の敷地に6つの住宅棟と共用棟を7つの島に見立てて配棟。共用棟のグランドコテージには、棟内にハワイアン音楽を流してリゾート気分が引き立つ演出を施し、1階でご当地ビールや飲食物が楽しめるようにした。
Ⅰ街区はすでに完売済み。ファミリーからディンクス、シニアまでがまんべんなく買い求めて、茅ヶ崎を中心に横浜市、藤沢市の人で半数超を占めた。震災影響を受けず引き渡しは予定通りに運ぶ。間取りは2~4LDK(50~100平方メートル)で、価格は2000万円台~5600万円台だった。中心価格帯は3400万円台。大規模物件の強みを生かし、管理費と修繕積立金、使い放題のインターネット利用を含め月額1万8000円程度のランニングコストに抑えた。
Ⅱ街区の424戸は2012年9月に竣工する。間取りと面積はⅠ街区と同じで、販売価格は2200万円台~5300万円台となる。中心価格は3200万円台。現在までに56戸を発売した。