川崎市で小杉町3丁目中央地区市街地再開発組合が推進する再開発事業に組合員として参画している野村不動産と相鉄不動産は、同エリアの開発に着手した。整備面積は約1.3ヘクタール。総事業費として約260億円を投じ、2015年度の完成をめざす。
同プロジェクトは、東急東横線とJR南武線の武蔵小杉駅より徒歩3分で、周囲には公共施設や商業施設、病院などが集積している立地に分譲住宅450戸(住戸保留床433戸)と賃貸住宅154戸を整備する。
分譲住宅は、プラウドのノウハウを生かし、制震構造を採用した地上45階建ての超高層マンションを建設する。専有部は二重床・二重天井、ディスポーザーなどを取り入れ、将来、間取りの変更がしやすいようスケルトン・インフィルの設計にする。共用部はスカイラウンジやゲストルーム、フィットネスルームなどで充実を図る。また、3重のセキュリティシステムと24時間有人管理を導入。各階には24時間対応のゴミステーションを置く。
賃貸住宅は地上13階建て。ほかにオフィス・商業施設、自走式立体駐車場を建設する。