応急仮設住宅を備蓄/大畠国土交通相が検討指示

 大畠章宏国土交通相は5日、大規模災害への備えとして応急仮設住宅関連資材の備蓄について検討を開始する考えを明らかにした。

 大畠大臣は「仮設住宅の部材を各自治体で少しずつ備蓄し、いざというときに各地から持ち寄ればすぐに材料が揃う。自治体の理解が得られれば、長期間保存になじまないものを除いて備蓄することを省内で検討したい」と述べた。

 また、今回の震災対応で用地確保が仮設住宅建設の最大のネックとなったことから「あらかじめ仮設住宅の建設場所を想定する体制も必要だ」とした。


公開日: 2011年8月5日