東京建物/港北初の太陽光発電マンション、11日1期発売

 東京建物は、開発中の分譲マンション「Brilliaセンター南」(総戸数40戸)を発売する。6月11日に1期35戸を売り出す。太陽光発電を共用部の照明に使うほか、LED照明といった環境・経済性の高い省エネ仕様を随所に取り入れ、消費エネルギーの見える化を導入する。また、阪神大震災の経験から独自開発したオリジナルの防災マニュアル・防災リュックも設置し、防災備蓄倉庫やAEDも備える。MRCによる1月時点の調査では、港北ニュータウン初の太陽光発電導入の分譲マンション。

 専有面積の平均が85平方メートルとゆとりも持たせるほか、ミストサウナ付きの浴室やディスポーザー、食器洗い乾燥機、カップボードなどを設置する。1期発売の間取りは3LDK~4LDK(71~100平方メートル)。価格は4610万円~7890万円で、中心価格は5500万円台となる。4月のモデルルーム開設からこれまでに約800件の問い合わせてと約250組が来場した。最寄り駅から徒歩4分で、周辺に大型ショッピングセンターや総合病院、行政施設が集積している点が省エネ仕様とともに高い評価だという。

 安全性では、1階のオートロックドア、エレベーター、住戸玄関ドアまで3重のセキュリティ体制を講じる。

 2012年7月下旬に竣工する予定だ。


公開日: 2011年6月10日