有楽土地など6社が千葉県習志野市で開発中の大規模マンション「Green Green」(総戸数270戸)の第2期1次25戸が即完した。今年2月下旬に販売した1期1次30戸と4月下旬に発売した2次20戸に続いての即日完売。Green Greenは分譲開発が進むユトリシア(総計画戸数1453戸)の参番街の愛称で、販売価格は2300万円台~4900万円台、中心価格が2700万円台になる。間取りは3LKD~4LDKで、76~123平方メートルの専有面積。
販売サイドは、東日本大震災によって液状化現象が注目されるなか、地盤が強固と言われる習志野エリアにも人気が集まったとみている。大型連休のあった5月のモデルルームへの来場者数は前月比2倍超におよんだ。震災前までは習志野市や千葉市花見川区、船橋市からの来場が目立ったが、震災後は浦安市や市川市、千葉市美浜区といった湾岸エリアからの来場が増加し、美浜からの来場は震災前に比べ5倍と急増。浦安からの来場も2倍に至った。