年率80万戸割り込む、震災影響で回復に足踏み/国交省まとめ4月住宅着工

 国土交通省が5月31日に公表した4月の新設住宅着工戸数は前年同月比0・3%増の6万6757戸となった。10カ月ぶりに減少を記録した先月から再び増加に転じたものの、このところ見られていた回復の動きがとまった。季節変動を考慮して年率戸数に換算すると79万8000戸で、10年7月以来9カ月ぶりに年80万戸ペースを割り込んだ。

 岩手、宮城、福島の3県は前年比33・3%減で、震災の影響が表れた。3県を除く44都道府県では、前年比1・3%増とほぼ前年並みとなっている。

 国交省では「厳しい雇用環境に加え、震災の影響が現れた、大幅に着工が減少した被災地だけでなく、全国に影響した。今後の動向を注視したい」と話している。


公開日: 2011年5月31日