ビルテナントの使用電力を時間・エリア・用途ごとに情報提供/森ビルが新サービス

 森ビルは、オフィスビルや商業ビルに入居するテナントが、自社の「どのエリアの」「どういった用途に」「どの時間帯」どれぐらいの電力を使用しているかが把握できる「エネルギーWEBシステム」を日立製作所と共同開発した。

 同社の「愛宕グリーンヒルズMORIタワー」(東京都港区)で5月末から運用を始め、引き続き同社が管理・運営するビル約80棟(テナント数約1300)のうち大規模ビルを中心に導入を進める。来年度からは新しい省エネサービス事業として他社物件にも採用を働きかける。ビル使用エネルギーの6~8割を占めるテナントの電力使用量を、テナント単位で時間・エリア・用途ごとに把握して情報提供するのは業界初。一般的にはテナントが月間に使用する電気総量を把握するだけだった。

 電力不足によって産業界は今夏に一律15%の節電が求められている。オフィスビルの節電は使用電力量の大部分を占めるテナント専有部の対策が必要だと言われている。


公開日: 2011年5月24日