都市部の土地活用需要狙った賃貸住宅商品 積水化学工業住宅カンパニー

 積水化学工業住宅カンパニーは26日、3階建て賃貸住宅「レトアFIIIパティオ」を投入する。昨年発売した「レトアFIII(リニアタイプ)」のシリーズ商品で、主に都市部の土地活用需要を取り込む。

 相続税改正に伴って、都市部で60~100坪程度のアパート建設には狭小とされる広さの土地活用ニーズが増えると想定。また、戸当たり50平方メートル以上のファミリー向け賃貸が市場で不足しているというデータもあることから「レトアFIIIパティオ」で需要に応えていく。

 従来商品では外階段、外廊下など共用部分が大きかったが、中階段の左右に住戸を配置することで共用部面積を減らし、賃貸面積を多くとれる。中階段も両側のユニットを渡し掛けるかたちで設置するため、専用の柱を設置するコストも不要になる。こうした工夫によって同サイズでも坪3万円下げ、収益性をアップした。

 モデルプラン(ファミリータイプ6戸)の価格は1坪当たり52万円台から。11年度100棟の販売が目標だ。


公開日: 2011年5月19日