本州建設(新宿区、田口晴康社長)は新幹線のブレーキなどに使われる技術を活用した、高性能耐震補強システム「GHハイブリッド制震工法」(開発・江戸川木材工業、トキコ)の販売を開始した。\n 同工法は、パネル式で、木造在来工法に設置可能。パネルの数は耐震診断を行って決めるが、通常の戸建ての場合、4カ所に設置して費用は約48万円から。ほかの工事代を含めても、おおよそ100万円以内で家屋補強が可能。工期も段取りが決まれば、2日ほどしかかからない。\n 同社では、戸建てのほか、賃貸住宅でも入居者確保の差別化策として利用価値があるとしている。