東日本大震災、新潟県湯沢町で100組の母子受け入れ

 NPO法人の全国商店街まちづくり実行委員会と日本ファーストエイドソサイエティは、東日本大震災で被災した母と子ども100組を新潟県湯沢町の施設に受け入れる「赤ちゃん一時避難プロジェクト」を立ち上げた。

 湯沢町は町議会で4月末までの被災者受入を決定。1人の小児科医と5人の保健師がサポートする。被害の大きい地域では、医師不足などで出産後3日で退院を余儀なくされるケースもあるといい、まずは岩手県沿岸部を対象エリアに母子を募る。

 現在、現地までの交通費や医師の給与など最低600万円必要な資金調達が難航している。実行委では企業などからの寄付を募っている。


公開日: 2011年3月25日