積水ハウスは、19日に東北工場（宮城県加美郡色麻町）の操業を再開した。

　当初は、停電のため一時的な操業停止状態だったが、通電したことなどから再開し、受け入れ体制が整った現場への出荷も始まっている。

　生産に必要な部資材については、在庫品や代替品を確保できた。東北工場があるエリアでは輸送体制もやや回復してきたこともあり、操業再開に踏み切った。

　大和ハウス工業も宮城県大崎市の東北工場の操業を23日に再開した。当面は在庫物件や他エリアからの資材供給が確保できると判断した。

　ただ、両社とも燃料の供給などにまだ不安があることから、継続的な操業については未知数とする。