親と同居の30~40代、5割超が住宅購入希望/アットホーム調べ

 親と同居中の30代~40代男女のうち、将来的に住宅購入を検討しているのは全体の過半を占め、所有する金融資産の平均は650万円にのぼることがアットホームの調査でわかった。

 将来的に住宅を購入したいかを問う質問では、50・3%が「はい」と回答した。年代・性別では、30代男性が61・1%と最も多く、次いで30代女性(58・6%)、40代男性(44・8%)。40代女性は37・5%だった。

 株式などを含む金融資産は40代男性が796万円、40代女性が769万円とそれぞれ700万円を上回った。一方、30代男性は576万円、30代女性は446万円と40代とは200万円以上の開きがあった。

 平均年収は391万円。最も年収が高かったのは40代男性(415万円)。次いで30代男性(391万円)、40代女性(370万円)、30代女性(323万円)だった。

 親と同居している理由で最も多かったのは「家を出て暮らすきっかけがなかったから」が56・0%。「生活費の節約」(52・5%)、「収入が少ないから」(35・8%)が続いた。

 今後、親と離れて暮らすきっかけとして可能性が高いものは「結婚」が62・8%でトップ。「いつかは結婚したい」という回答は62・2%、うち「すぐにでも結婚したい」は51・7%と過半を占めた。

 アンケートは1都3県に住む男女600人にインターネットで行った。


公開日: 2011年3月9日