三菱地所レジデンスは、広島市初の建築物環境配慮制度適用マンション「ザ・パークハウス上幟」（総戸数26戸）を供給する。26日に第１期分として15戸を売り出した。昨年５月の着工時に建築環境総合性能評価システム「CASBEE広島」のＡランクを取得したもので、地上15階建てでオール電化。高効率給湯器やエコガラス、浴槽のお湯が冷めにくいサーモバス、キッチン・浴槽には節水型水栓、トイレも節水型便器を導入する。

　間取りは2ＬＤＫ～4ＬＤＫで、専有面積60～95平方メートル。１フロア２戸で全戸角住戸のプランとした。第１販売価格は3128万～7558万円だった。

　場所は、ＪＲ山陽本線の広島駅南口から徒歩６分に位置する。市中心部まで徒歩13分。周辺には県立美術館をはじめ、世界歩平和記念聖堂などがある。安全性は、自社独自の安全基準に加えて24時間監視システムを導入し、広島県の防犯モデルマンションの認定を取得する予定。住宅性能評価も取得する。2011年9月中旬に完成する。

　なお、同物件は、安芸郡府中町の「ザ・パークハウス府中南」（総戸数103戸）とともに広島エリアで初弾の「ザ・パークハウス」ブランド。