東急不動産/「ブランズ巣鴨」発売、壁紙でCO2排出量削減

 東急不動産は、東京・巣鴨に開発する分譲マンション「ブランズ巣鴨」(総戸数51戸)を2月25日から販売する。同社初の試みとして二酸化炭素(CO2)排出量を削減する壁紙を全住戸の主寝室に導入するのが特徴だ。

 この壁紙は、優れた通気性が持ち味で結露やカビを抑える塗装下地壁紙として環境先進国のドイツで最も使われている「ルナファーザー」という素材。壁紙自体に7回程度、色を塗り重ねることが可能で、長期間にわたって張り替えによる廃材を出さずに済むことで、部屋の模様替えやメンテナンス時の焼却ゴミを抑制するという。今回、3種類の壁紙パターンと11種類の色が無償セレクトプランとして用意する。

 規模は地上14階建て延べ3801平方㍍。間取りは1LDK~3LDKで、専有面積が45~74平方メートル。第1期では15戸を売り出し、価格は45平方メートルの1LDK(2戸)が3550万円と3630万円で、2LDK(54平方メートル)が3750万~4570万円、3LDK(64~74平方メートル)が4560万~6500万円になる。

 場所は巣鴨4丁目。JR巣鴨駅から徒歩7分、都営三田線からは同5分に位置する。2012年1月下旬に竣工する。


公開日: 2011年2月23日