住友不動産は2月26日から、開発中の分譲マンション「シティタワーさいたま新都心」(総戸数419戸)を発売する。1971年に竣工した与野上落合住宅(120戸)の建て替え事業。埼玉・北与野駅の駅前ロータリーを抜けた徒歩2分の場所に位置し、5階建て4棟構成だった団地を地上32階地下1階建ての免震構造の超高層マンションにする。全体計画は32階建てのタワー棟のほか、11階と7階のレジデンス棟で構成し、総延べ床面積4万2798平方メートル。総販売数は地権者分14戸を除いた405戸。第1期販売で50戸を売り出す。
同事業は、07年2月に全住民合意で建て替えが決議され、昨年12月から解体工事に着手している。総合設計制度を用いて公開空地を確保した。来年1月末に竣工する予定だ。
事前反響では、昨年10月のギャラリー開設からこれまでに800組超の来場があった。今回発売する住戸はタワー棟の11~29階を予定しており、価格帯は3LDK・70平方メートルタイプで5100万円台が中心。最高価格は29階の7020万円。全体計画では、間取りが1LDK~4LDKで、専有面積44~91平方メートル。全住戸に生ゴミを粉砕処理するディスポーザーを標準仕様とする。
※2月23日まで、タイトルが「与野駅」となっていました。「北与野駅」に訂正させていただきます。