三井不・野村不/日本橋で商業施設「COREDO室町」と「YUITO」オープン

 三井不動産はこのほど、「日本橋室町東地区開発」の第1弾として「室町東三井ビルディング」を完成させた。これに伴い10月28日に低層階の商業エリア「COREDO(コレド)室町」が、30日には「日本橋三井ホール」がそれぞれ開業する。隣接地には野村不動産が先月末に完成させた「日本橋室町野村ビル」の商業・サービス施設「YUITO(ユイト)」も28日にグランドオープン。事業費は室町東三井ビルが約237億円、室町野村ビルが土地代を含めて約435億円となる。

 室町東三井ビルディングは、地下1~地上6階までがコレド室町となり地上4階部分までに商業店舗が入居。1階部分には、にんべん日本橋本店が新規事業として「だしバー」を開業するなど飲食店や物販店など全25店舗を誘致した。商業部分の年間来場人数を500万人と想定し、40億円の年間売上げをめざす。5~6階は多目的に利用できる最大1000席の「日本橋三井ホール」を設けて日本橋からの情報発信の核施設と位置付けた。10~21階はオフィスで満室稼働している。

 日本橋室町野村ビルは、地下1~地上9階までが商業ゾーンのユイトとなって4階までに物販3店、飲食店9店がオープンする。テナントには創業106年のジュエリー店「ジョージ ジェンセン」が日本最大規模の店舗を構えた。野村不は入居テナントだけでなく、三越など周辺地元商業施設との相乗効果を狙い、年間の収益見通しを30億円と見込む。5~6階は最大収容342席をはじめ、最新設備を整えた「野村コンファレンスプラザ日本橋」を設けてビジネス需要などに応える。7階は歯科・整形外科や金融店舗などを誘致した。10~21階はオフィス部分となり、総貸室面積は1万4858平方㍍。満室稼働で新生銀行が来年1月に開業する。


公開日: 2010年10月26日