東京建物・伊藤忠都市開発など/上野の「ティックスタワー」約50パーセント稼働

 東京・上野で新たに開発されたオフィスビル「TIXTOWER UENO(ティックスタワー)」が開業した。事業主は、東京建物と伊藤忠都市開発に加え、この2社と伊藤忠商事の3社が出資したSPC。もともと一般の住宅や店舗があった場所を等価交換や一部買収によって開発した。

 規模は地下1階地上18階建て延べ2万3921平方メートル。1~2階に店舗(7区画)、3階部分にオフィスエントランスを設けて16階までがオフィスとなる。17と18階部分は地権者住宅(23戸)。稼働率は現在、店舗とオフィス部分を含めて50パーセント程度。入居テナントは本社機能や営業所として利用しているという。来春までに満室稼動にしたい考え。

 オフィス部分は、基準階フロア約330坪の無柱空間で天井高が2.8メートル。制震構造を採用し、非接触ICカードやカメラなどでセキュリティシステムを構築した。環境面は、Low-E複層ガラスの採用や効率的な空調設備などを導入した。空調・照明は中央監視システムによる一括管理を行いにCO2排出量を削減する。CASBEEのAランク相当の省エネ性能を持たせた。また、総合設計制度を活用して3層吹き抜けのピロティ空間と緑を配した公開空地を設けた。


公開日: 2010年10月21日