東急不動産/中間業績予想を上方修正、営業利益225パーセント増

 東急不動産は28日、2011年3月期中間連結業績予想を上方修正した。営業利益は期初予想に比べて225パーセント増え390億円に、経常利益が同317パーセント増加の355億円となる。売上高も5.1パーセント増の2680億円に修正した。

 同社が出資しているSPCのビル売却に伴い予想を大きく上回る配当が発生することが寄与する。ただ、ゴルフ事業部門を会社分割することもあわせて発表し、会社分割に伴う特別損失289億円を計上する見込みのため、四半期純利益は据え置いた。

 通期業績も最終利益予想を据え置いたものの、営業利益と経常利益は72.2パーセント増、89.5パーセント増とそれぞれ上方修正した。


公開日: 2010年9月28日