野村不動産/「プラウドシティ池袋本町」、平均5500万円超が全て即日完売

 野村不動産は27日、東京・板橋駅前で開発中の分譲マンション「プラウドシティ池袋本町」(総戸数785戸)の最終販売56戸が最高倍率6倍、平均1.78倍の競争率で即日完売したと発表した。同物件は2月の第1期販売325戸の即日完売を皮切りに全6回の販売を行い、すべてを即完した。延べ1万2000組が来場した。

 全販売を通しての登録申込者の属性は、30歳代が約45パーセントを占め、40歳代が約22パーセントと続いた。平均の家族構成は2.5人。地元の豊島区と板橋区のほか、北区に居住する人が買い求め、この3区で42パーセントのシェアだった。職業は会社員・公務員が中心。

 規模は敷地2万559平方メートルに地下1階地上15階建てとなる。専有面積は58~87平方メートル。販売価格は4080万円~8380万円で、中心価格帯は5500万円だった。

 板橋駅徒歩2分で、3駅3路線が徒歩5分圏内の利便性の高さと敷地内にスーパーマーケットや認証保育施設を併設するなどの駅前複合開発プロジェクトの希少性に対する評価が高かった。

 同社は今後、東京23区内で赤羽駅から徒歩4分に北区最高層となる24階建ての「プラウドシティ赤羽」(総戸数285戸)や中野駅徒歩2分の場所で「中野ツインマークタワー」(同234戸)などの販売も予定している。


公開日: 2010年9月28日