物件検索後の来店は7割に増加/RSC調べ

 不動産情報サイトで物件検索後、不動産会社に問い合わせた人は前年調査から大幅に増え、7割近くにのぼることが不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)の調査でわかった。問い合わせ後に不動産会社を訪問した人の割合も前回の68・8%から7割超に増えており、インターネットが集客に果たす役割は高まっているようすがうかがえる。

 インターネット利用者1458人を対象にした。物件検索後に不動産会社に問い合わせた人は67・3%と前年調査の58・4%から8・9ポイント上昇した。ユーザー種別で見ると、賃貸は53・1%(前年比0・5ポイント下落)にとどまったのに対し、売買は73・9%(同11・6ポイント上昇)と大幅に増えた。

 不動産会社への問い合わせ方法は、メールが最も多く72・8%(同3・7ポイント上昇)、電話は55・8%(同1・3ポイント下落)だった。売買では77・6%がメールで問い合わせしている。

 問い合わせ後、不動産会社を訪問したかどうかをたずねる質問では、「問い合わせをした不動産会社を訪問」「問い合わせをした不動産会社に加え他の会社も訪問」の合計は69・9%(6・3ポイント上昇)、「問い合わせをした不動産会社ではない会社を訪問」もあわせると72・7%にのぼり、物件検索が訪問のきっかけとなっているようすが浮き彫りになった。

 ただ、訪問後の契約については、「問い合わせをした不動産会社でネットで探した物件を契約」「問い合わせをした不動産会社でネットで探した物件意外を契約」は41・7%(同10・5ポイント下落)と大幅に減った。景気の先行き不安などを背景に成約には至らなかったユーザーが多かったことがわかる。

 RSCは、アットホームやネクスト、リクルートなど6社でつくる任意団体。同調査は年1回発表している。


公開日: 2010年9月27日